【F.I.Tコミュニケーション】 株式投資にお役立ていただくメールマガジン   ┃株┃式┃投┃資┃朝┃一┃情┃報┃  2014年 3月31日号 673号   いつもお世話になっております。 F.I.Tコミュニケーション濱田です。   先週末の世界フィギュアで、真央ちゃん3度目のV! 苦難を経て、強く華麗になりましたね!   今週は、4月1日からいよいよ消費税率が5%から8%に引き上げとなります。 消費税増税が為替の動向に影響があるのはご存じですか? 下のコンテンツをご参考にいただきたいと思います。   広島では桜が満開となっており、いよいよ春本番です。 それでは今週もよろしくお願いいたします。 本号のコンテンツ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1.前日の東京株式市況について 2.昨晩のNY市場について 3.本日の株式投資デイリーコメント   4.為替の見通し   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃1.前日の東京株式市況について 3月28日の東京株式市場は、もみ合いながらも上昇基調が継続し 日経平均株価は続伸いたしました。 日経平均 14,696.03円(+73.14円) 日経平均先物 14,700円(+60円) TOPIX 1,186.52(+9.62)   東証1部・2部市場 業種別ランキング(東証1部) 1その他金融業(東証1) 2空運業(東証1) 3証券・商品先物取引(東証1) 4銀行業(東証1) 5倉庫・運輸関連(東証1) 6食料品(東証1) 7小売業(東証1) 8不動産業(東証1) 9サービス業(東証1) 10陸運業(東証1)  目立った銘柄では、APカンパニー(3175)、アークランドサカモト(9842)、 JBR(2453)、日本瓦斯(8174)、パンチ工業(6165)、加藤製作所(6390)、 エイベックス(7860)、HUG(3676)、ブレインパッド(3655)、 能美防災(6744)なども買われ目立った上昇となりました。   新興市場 JASDAQ平均、マザーズ指数ともに上昇いたしました。 ガンホー(3765)、いちごグループ(2337)、ハーモニック(6324)、 ニューフレア(6256)、3DM(7777)、デジタルガレージ(4819)、 USEN(4842)、J・TEC(7774)、コロプラ(3668)、サイバー(4751)、 タカラバイオ(4974)、CYBERDYNE(7779)、ユーグレナ(2931)、 エナリス(6079)、カイオム(4583)などがそろって上昇しました。   目立った銘柄では、シグマクシス(6088)、京王ズホールディングス(3731)、 サイオステクノロジー(3744)、山田債権回収管理総合事務所(4351)、 新報国製鉄(5542)、日本通信(9424)、日本テレホン(9425)などがストップ高。   ┃2.昨晩のNY市場について まずはNY株式市場から NYダウ:16323.06(+58.83) ナスダック指数:4155.76(+4.53) シカゴ日経先物:14795円(+95円) 為替(ドル/円):102.87円 (日経平均)騰落レシオ:103.90 (コメント) 28日のNY株式相場は3営業日ぶりに反発。 米主要株価指数は堅調な欧州株の流れを引き継いだほか、米2月個人消費支出と 個人所得が市場予想通りの堅調な結果となったことで買いが先行しております。 ただ、その後は四半期末を控えた利益確定の売りが強まったことから 次第に上値の重い動きとなっております。   円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べて 95円高の14795円で帰ってきております。   ┃3.本日の株式投資デイリーコメント 本日に東京株式市場はカイ優勢かと思われます。 経済指標が改善した米市場や円相場の下落、CME225先物(円建て)の 清算値(14795円)などから、寄り付きは強含むことが予想されます。 8時50分に2月鉱工業生産に発表され、市場予想と どの程度乖離するか注目されます。 前週末の日経平均は25日線(14742円)に上値が抑えられる形となっておりますが、 3月4日以来(14721円)となる終値ベースでの同線越えを達成すれば、 15000円台を伺う展開も予想されます。   日経平均株価の予想レンジは14700円-14850円。 ┃4.(今週の)為替の見通し 今週のドル・円は、4月1日の消費増税の影響、新年度入りした 国内機関投資家からの新規の外貨建て投資への期待感、 米国3月の雇用統計の改善期待から円安要因が強まりそうです。 リスク要因としては、ウクライナ情勢の深刻化、中国でのデフォルト(債務不履行)、 中国人民元の続落など考えられそうです。   【消費増税(5.0%⇒8.0%)】(1日) 消費増税は、円安要因となりそうです。 消費増税による景気低迷を回避するため、日本銀行による異次元の量的・質的 金融緩和第2弾も期待されることと物価上昇期待から円安要因が強まります。   【国内機関投資家の新年度入りの外貨建て資産投資】 4月の新年度入りで、国内機関投資家による新規の外貨建て資産への投資が予想されます。 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が日本国債での運用を減らし、 株式や外貨建て資産での運用を増やす意向を示していることで、 国内機関投資家のポートフォリオも同様の外貨建て資産への投資が 予想され円安要因となります。   【米国3月雇用統計】(4日) 米国3月の雇用統計の予想は、失業率が6.6%(2月が6.7%) 非農業部門雇用者数は前月比+19.0万人(2月が+17.5万人)が見込まれています。 3月の連邦公開市場委員会(FOMC)でフォワードガイダンス(将来の金融政策指針) としての失業率目安(6.5%)が撤廃されたことで、 これまでのような注目度合いは低下しています。 4月29-30日の連邦公開市場委員会(FOMC)では、 100億ドルのテーパリング(量的緩和縮小)が継続されることが予想されており、 ネガティブ・サプライズにならない限りドル高・円安機運継続となりそうです。   【ウクライナ情勢】 プーチン・ロシア大統領がクリミア自治共和国のロシア編入を強行したことで、 欧米英とロシアとの対立深刻化が懸念されている。オバマ米政権が 「OFAC規制」を発動し、ロシア国家及び金融機関の資産凍結を強行した場合、 ロシアも米国債の売却などを警告しており予断を許せない状況が続き、 リスク要因が継続されそうです ━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥━…‥‥…━…‥‥━…‥‥…━…‥‥━  編┃集┃後┃記┃   投資の格言:『備えあれば迷いなし』 「ギリギリの資金で株式投資をしていると、常に損をしてはいけないと せっぱつまった気持ちでいるために、わずかのことでも動揺し迷いだす。」 (日本証券業協会HPより) ━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥…━…‥‥━…‥‥…━…‥‥━…‥‥…━…‥‥━ ※ご注意・ご確認※ 当メールは投資に関する情報提供を目的としたものであり、 投資に関する判断は自己責任でお願い致します。 これらの情報によって生じたいかなる損害についても、 当社及び本情報提供者は一切の責任を負いません。 ============================================================   発 行 :株式会社F.I.Tコミュニケーション  〒105-0003  東京都港区西新橋1-2-9 日比谷セントラルビル14階  TEL:03-5332-8215   FAX:03-5332-8216   E-mail:office@fit-com.jp   URL:http://www.fit-com.jp ──────────────────────────────────────────────────────────── ※よろしければ、ご意見・投資の体験事例・お悩みなどを  office@fit-com.jpまでお送り下さい。 ◆本メールはご登録いただいた方皆様にお送りいたします。   よろしければ資産運用に興味のある方をご紹介いただきたいと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━